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2007年8月8日付け

 サンパウロ州政府の日本文化教育プログラム「VIVA・JAPAO」の日野寛幸コーディネーターによれば、同プログラムは教育関係者に好評で今年だけでなく、もう一年延長して実施する可能性がでてきているという。インターネットなどで情報を得ている学校が多く、地元文協などとの連携がこれから求められそうだ。
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 西部アマゾン日伯協会(アマゾナス州マナウス市)の機関誌「日伯便り」によれば、七月二十一日午後六時より同会の会議室で、開拓先亡者の冥福を祈る慰霊祭が行われた。その後、盆踊り大会になり、約五百人近い人手でにぎわったという。今月は四日に日本語学校授業開始とアサヒ盆踊り、十一日にサーレス盆踊りが行われるほか、二十六日には日伯ソフトボール大会なども予定されている。
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 外務省は六日、昨年十月一日現在の海外在留邦人統計(速報値)を発表した。調査は三カ月以上の長期滞在者と永住者を合計したもの。在外邦人の総計は百六万三千六百九十五人(前年比五・〇五%増)で、国別でもっとも多いのはアメリカ合衆国の三十七万三百八十六人。二位は中華人民共和国で十二万五千四百十七人。ブラジルは六万四千八百二人で三番目だった。