サンパウロ市=現在の地位は会員のおかげ=青年会議所が25周年祝う

2007年8月10日付け

 ブラジル日本JCI(国際青年商工会議所・レアンドロ・ハットリ会頭)の二十五周年記念パーティーが四日午後八時からエスパッソ・ローザ・ロザルン(Rua Francisco Leitao 416)で行なわれた。
 同パーティーには上原幸啓文協会長をはじめ松尾治県連会長、丸橋次郎首席領事らを中心に約百人が祝いのために詰め掛けた。
 沖縄の琉球国祭り太鼓の華やかな音色とともに同パーティーは始まった。続いてブラジル国家の演奏、スポンサー紹介などが行なわれた。
 ハットリ会頭はJCIの歴史について話した後、「同会の発展はみなさんの協力のおかげでここまでくることができた」と笑顔で挨拶した。
 同会の発展を支えた歴代会頭の紹介が行なわれ、本人または関係者たちがそれぞれ記念のプラッカを受取った。二十五周年を記念した、祝辞を述べたビデオテープも流された。
 また、エディソン・ルイス・デ・フレイタス国際会頭(国際指導者)からJCIのバッジを受取った八人が新しいメンバーの一員となった。
 田中信ブラジル日本商工会議所会頭による「サウーデ・ヴィヴァ・乾杯」の音頭で乾杯。一同懇談した。
 レーアンドロ会頭は「今回はきっちりとした場ではなく、情報交換や楽しむ場として活用したかった」と話すように同パーティーは楽しい雰囲気のまま流れていった。
 会場にはリオで行なわれたパンアメリカン大会で、見事新記録を作った卓球のウーゴ・オヤマ選手の姿もあった。友達に誘われて参加したというウーゴ選手には金粉入りの白鹿が送られた。
 ジョー平田氏による「乾杯」熱唱やイマムラ・イサオ氏のマジックショー、生バンドなどが同パーティーを大いに盛上げた。宴の時間は夜中を過ぎてようやく終了をむかえた。