東西南北

2007年8月11日付け

 上院で七日、カチア・アブレウ女性上議(民主党=DEM)が登壇。
カ「政府は野党の股の間を無理やり押し開き、環境保護院へシッコ・メンデス研究所を強引に突っ込んだのはケシカラン」
それにイデリ・サウヴァッチ女性上議(労働者党=PT)が抗議。
イ「そんな下品ないい方は、聞いてられないワ」
カ「何言ってるの。大統領は、いつも女のアソコで例えるじゃないの。ルーラ流で何が悪い」。
     ◎
 一九九人の犠牲者を出したTAM航空機のブラックボックス解析で、右側のスロットル・レバーが着陸前から事故まで、加速の位置にあったことが判明した。このため自動ブレーキ装置が一切働かなかったという。片方のレバーを操作し忘れるようなパイロットの初歩的ミスは考え難く、センサーの故障などが原因で、レバーを正しく操作したのに機体が加速を認識し続けた可能性が挙げられている。
     ◎
 建築家の男性(50)が五日、サンパウロ市南部イタイン・ビビ区の自宅マンションで絞殺された。遺体はベッドの上で手足を縛られ、シーツに包まれていた。守衛によると、事件の前日に見慣れない若者二人と被害者が目撃され、二人は同日未明、被害者の自動車に乗って出て行ったという。
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 リオデジャネイロ市北部ベント・リベイロ区の銀行の現金自動預け払い機で四日に年金生活者の男性(59)を射殺した容疑者二人が八日夜、逮捕された。記憶障害を抱える被害者は暗証番号を思い出せなかったために頭を撃たれて殺害された。容疑者は銃が暴発したと供述したが、犯行の瞬間をとらえた監視カメラの映像で、ウソがばれた。