自慢のスープに4百人=賑わったチャンポン祭り=長崎県人会

2007年8月25日付け

 長崎県人会(中野恵市会長)は十九日、「長崎チャンポン祭り」を同県人会館で開き、約四百人の人出で賑わった。
 スープが自慢の同県人会のチャンポンは婦人部が三日前から仕込みを始め、日本から取り寄せたスープの素を合わせて作った本場の味を四百杯用意し、完売した。
 チャンポンを入れる丼は、県人会創立二十五周年に長崎県知事から寄贈されたものだという。県人会では同祭りを開催するたび母県に報告し、新聞なども送っており、今回は初めて、県から十キロのスープの素が届く運びとなった。中野会長は「県との繋がりが大事」と一言。
 麺の上にはエビ、ナルト、白菜、ネギ、ブロッコリー、シイタケ、モヤシ、豚肉、ニンジン、タケノコなど、たっぷりの具。
 ラーメン専門店「あすか」から取り寄せたという麺は太麺で、うどんのような食感が好評を得ていた。
 会場は一時頃をピークにたくさんの人で賑わった。
 当日訪れた、家族連れの四十代男性は「具がたくさん入っていて、満足感がある。おいしかった」と話していた。