アステル・ド・ブラジル=「心の歌」で舞台盛上げ=来年の百周年にも意欲

2007年8月28日付け

 去る十九日に文協大講堂で開催された「日本人の心の歌」のメイン・スポンサーとして舞台を盛上げたアステル・ド・ブラジル社。同社からは篠崎勝利(映像制作)、中山セルジオ(コンピューター画像編集)、新井勝男(舞台効果アドバイザー)の三氏が参加し、舞台を盛上げた。
 同社は二〇〇一年に創立以来、輸出入業務を行ってきた。今年からはソニーコーポレーションのメンテナンスも業務に加えた。
 本社「アステル・コーポレーション」の杉井久利社長の日本移民百周年への理解と協力があり、同ショーのスポンサー参加が実現した。
 篠崎さんは毎年同ショーを鑑賞していて、今年は舞台効果を演出してみたいとの思いを持っていたという。そこで司会者の道康二さんによる曲毎のナレーションに当時の映像を加え、時代背景の説明を行おうと考えた。
 道さんから曲のナレーションの台本を借りて、各曲に関する資料や情報を収集したり、歌手の阿部洋子さんらの協力により今回の映像を作り上げたという。これまでのショーとは違った舞台演出は来場者の好評を博した。
 篠崎さんは「例年とは一味違うものになり、お客さんが喜んでくれて良かった。来年に向けて大きな影響を与えたのではないか」と満足そうな表情を浮かべていた。