全国大会で命の大切さ訴え=アニェンビーに3千人参集=ブラジル生長の家伝導本部

ニッケイ新聞 2007年9月22日付け

 ブラジル生長の家伝導本部(岩坂吉彦理事長)が主催する第二十一回ブラジル生長の家全国大会(日本語)が、十六日午前十一時からサンパウロ市のアニェンビー国際会議場で行われ、約三千人が集まった。
 今回のテーマは「いのちをたいせつに」で、「あなたは無限能力者」「尊敬と愛について」などを本部講師たちが講話を行い、その合間には教化支部の人たちが体験談を語った。
 開会の挨拶では岩坂理事長が舞台に立ち「たくさんのご参加ありがとうございます。今回のテーマは『いのちをたいせつに』です。命を大切にするには環境問題を意識しないといけません」と挨拶した。
 入場者には樹木の種が配られ「この種をどこにでもいいから蒔いて下さい」と呼びかけた。地球温暖化対策の一つとして、木を植えることを詰めかけた来場者に訴えた。「この種を蒔くことで空気中の二酸化炭素を減らし、温暖化の歯止めにもなり命の尊さを実感できる」と理事長は語った。
 アトラクションでは平田ジョ―、小野ちえみさんの両氏が流行歌を歌い、会場を盛り上げた。
 また、午後二時半から表彰式が行われ、年間を通して会員増加や月刊誌の頒布増加などで良い結果を出した、以下の教化支部に賞状などが贈られた。
 ▼相愛会連合会の聖使命会員増加第一位=パウリスタ第一教化支部▼生長の家月刊誌頒布増加第一位=パラー教化支部▼祝福礼拝行活動第一位=セントラル第一教化支部▼壮年部活動第一位=サンパウロ市第五教化支部。
 ▼白鳩会の会員増加第一位=サンパウロ市第五教化支部▼月刊誌増加第一位=聖北第一教化支部▼聖使命会員増加第一位=リオ・グランデ・ド・スル白鳩会連合会▼若鳩部活動=ABC教化支部▼子供会活動=サンパウロ市第一教化支部▼祝福礼拝=ノロエステ第二教化支部。