生長の家=日語こども大会や雄弁大会=全伯から生え抜きが発表

ニッケイ新聞 2007年10月19日付け

 生長の家ブラジル伝道本部(岩坂吉彦理事長)では、第三十六回生長の家ブラジル全国こども大会および第四十三回全国こども・ジュニアお話し大会を二十七日、第三十七回青年会全国日語雄弁大会および第七回壮年・若鳩全国体験談発表大会を二十八日に、それぞれサンパウロ市のブラジル伝道本部別館で開催する。
 「岩坂理事長をはじめ、ブラジル幹部のほとんどはこども会出身です」と、来社した圓環編集部の門脇和男部長は大会の重要性を強調した。
 こども会の日本語組織は全伯に百十七団体もある。平均二十人、計二千人のこどもたちが毎週週末に集まって、日本語を使った情操教育を受けている。「日本でも親殺し、友だちを脅迫したり、青少年が乱れている。ここでは人格形成に役立つような教育を心がけています」とこども会対策部長の加藤姫美さんも意義を説明する。
 こども・ジュニアお話大会では、七歳から十四歳までの五十四人が発表する。全員が地方予選で選抜された生え抜きで、当日遠くはパラナ州ウムアラーマからも参加する。
 同時に行われるこども大会では、各地からカテゴリー別に選出された書き方(ペン習字)、絵画など作品百二十点も展示される。
 相愛会の上村佳男瑠副会長と白鳩会の梅原千鶴子副会長は「壮年、若鳩、青年、こどもたちが一生懸命練習に励んでおります。ぜひご来場くださり、応援してください」と呼びかけた。