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東西南北

ニッケイ新聞 2007年11月06日付け

 需要に対し、供給過多だと物価は下がり、供給が足りないと物価は上がる。価格上昇は需要を抑える意味もあるが、牛乳汚染事件以後、牛乳は値下げで、粉ミルクは値上げ傾向。電力と天然ガスはどうやら値上げ間近。天然ガスはペトロブラスが三〇%の調整を申し入れたが、大統領が火力発電への天然ガス供給停止を求めたのが今年半ばだったりと、エネルギー行政のちぐはぐさが目につく。政治駆け引きの行方を案ずる庶民にインフレの恐怖は足音を立てて迫ってきている。
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 日曜日の小型機墜落も驚きだったが、それに先立つ一日(木)にはサンパウロ州内で二時間の間に三機のヘリコプター墜落というニュースも。カラピクイーバの事故は一三時三〇分に発生。三人死亡で一人負傷。モジ・ダス・クルーゼスの事故は一四時一〇分発生で二人負傷。リベロン・プレットでは一五時三八分発生で四人負傷。専門家は風のせいだけではないというが、偶然と言うのも…。
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 雨で洪水、倒木などの被害が相次いだ飛石連休。大渋滞に巻き込まれた方も多いのでは。連休中の自動車事故で、目を引いたのの一つはセルタネージョの歌手ゼゼ・ジ・カマルゴとルシアノたちのショーに参加したダンサーたちの車が四日にウベランジアで事故を起し、二一人が負傷したもの。居眠り運転だったようだが、ショーの後も現地に残っていた歌手二人は、知らせを受けてウベランジアに直行してチームのメンバーを見舞ったという。
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 サンパウロ市のクリニカ病院は十二日から受付での制限を厳しくする。重度の患者、ピニェイロス地区の患者、紹介状を持つ患者の三者に限定して受付となるのでご注意を。