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大耳小耳

ニッケイ新聞 2007年11月14日付け

 スピーチコンテストで表現技術賞を受賞した、黒人のエジウソン・アントニオ・ダ・シルバさんは、なんと二十五人兄弟! 自身は今三十歳で、一番上の兄弟が五十一歳、一番下が十二歳。兄弟の母親は二人で、それぞれが九人と十六人を生んだとか。エジウソンさんは八歳から働きはじめ、今は二人の子持ちだ。その彼が流暢な日本語を話す。学習層はこんなに広がったのかとしみじみ思った。
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 大阪市の造幣局で十二日、硬貨の重さが正しいか確認する「貨幣大試験」が行われた。同行事は一八七二年に始まり、今年で百三十六回目。この日は〇七年度発行の硬貨の試験とあわせ、移民百周年を記念して発行される記念五百円硬貨の打ち初め式も行われた。来年三月ごろから全国の金融機関で引き換えを始めるという。
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 コクエラ植民地では、来年の移民百周年でモジ市のプロジェクトに協力する意向を示しており、独自で何かすることは特に考えていないという。一方、同植民地は〇九年に入植九十周年、一九年には百周年。関係者は「日本移民百周年も大事だけど、コクエラ植民地入植九十年、百年も大事」と早くも将来を見据えている。

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