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東西南北

ニッケイ新聞 2008年1月30日付け

 昨日から、サンパウロ市中心部のドン・ペドロ・セグンド・ターミナルと東部のA・E・カルヴァーリョ、ぺ―ニャ、アリカンドゥーヴァの各ターミナルを結ぶバス路線で、一日二五便が途中停車なしとなる。セルソ・ガルシアでは、朝の六時から八時まではドン・ペドロ行きが通常のバス専用車線とノンストップ車線一車線ずつとなり、帰りは夕方の五時から八時まで、バス専用車線の隣にノンストップ車線。乗用車などは対向車線を一本可動式にして通る。ラジアル・レステなどで取られている可動式車線の応用で、さらに遠い地域から先の三ターミナルまでは通常運行というセミ高速便もあるという。
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 やはり昨日から、パウリスタ都電公社(CPTM)のエンジェニェイロ・ゴウラート駅とサンミゲル・パウリスタ駅の間に、USPレステ駅とコマンダドール・エルメリノ駅が開業。CPTMのF線は一日一四万五〇〇〇人の利用者となる見込み。CPTMでは一五年間で三倍になったというが、二〇一〇年までには二二万人の利用者となると見ている。
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 バイア州のカーニバルでは毎年、王、女王などを選ぶが、例年なら太った人が王に選ばれるのに、今年は五七キロのスリムな王。これを不服として訴えた一二〇キロ超の候補者たち。一度は覆った判定も、地裁で再逆転し、スリムな王の手に王冠は戻された。
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 サンパウロ市では二十九日未明の雨の中もカーニバルの山車の搬入が行われたが、サンパウロ市では一〇〇〇人以上、リオでも四〇〇人の日本人が参加するチームがあるという。ボツカツでは一足早いカーニバルを五〇人の患者と祝った病院もあった。今日から気温上昇との予報。

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