百周年特別連載を開始=6月まで毎月1つ以上掲載

ニッケイ新聞 2008年2月19日付け

 ニッケイ新聞編集部は「ブラジルでは〃移住〃という壮大な民族的な実験が行われている」との認識を当初から持っており、その「実験経過」を日々、記事という形で読者に還元している。移民百周年という大きな節目を迎えた今年、編集部にできる最大の記念事業は、この百年の結果を分析するような、より意義深い、読み応えのある記事や論説を少しでも多く読者に提供することだと考えている。その意図をもって、来週から六月頃まで、毎月一つ以上の連載記事を掲載していく。それぞれの記者によって扱うテーマは異なるが、統一タイトルは「百年の知恵」だ。記者にとって連載の取材は、通常の仕事に加えて行うものであり、普段に倍する仕事が必要になる。読者諸氏には、記者が息切れしないように応援をお願いしたい。(編集部)