大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年3月19日付け

 一代で全伯有数のスーパーグループ「ポン・デ・アスーカル」を築き上げたポルトガル移民、ヴァレンチン・ドス・サントス・ジニース氏が十六日、多臓器不全のため九十四歳で亡くなった。傘下には十四州に五百七十六店舗、六万三千人の従業員を抱え、連結売上げは百七十六億レアルにものぼる。一九一三年八月にポルトガルで生まれ、わずか十六歳で「サンパウロで商人になる」志をもって渡伯し、三六年にやはりポルトガル移民の女性と結婚、六子をもうけた。ちなみに神奈川県人会の現会館は、ジニース氏の親族から「日本人は信用できる」と悪くない値段で売ってもらったという。
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 来場者から大喝采を受けた「ハル」の二人。曲の説明など細かいことは全て指揮者のジョン氏が担当したため、「ハル」の二人が話したのはアンコールを受けて戻った後に感謝の言葉を述べた時。慣れないポ語でなんとかあいさつしたところで、ジョン氏が二人の持つメモを取り上げ、「全部日本語(カタカナ?)で書いているよ」と会場の笑いを誘う場面も。
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 福祉センター建設事業で、広く一般から寄付を募っている援協。続々と浄財が寄せられているが、関係者は寄付してくれた人の名を記録に残そうと、現在、豪華版の奉加帳二冊の作成を業者に頼んでいるそうだ。一ページあたり四人分の名前と連絡先、寄付額がサインできるようになっており、一冊で三百二十人分。金額に関わらず、寄付者全員にサインしてもらう考えだ。