コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年4月3日付け

 ついに初の県連二世会長が誕生した。去る三月二十七日に行われた総会で、承認を得た与儀昭雄氏(沖縄)。時代の流れを感じさせられるもので、これからの県連の方向を位置付ける重要な決定だろう。
 しかし、総会の席では、選挙の承認の方法をめぐって一時紛糾する場面もみられた。投票するべきか、拍手、挙手のみか。承認方法において様々な意見が出され、決めきれない状況に陥ってしまった。
 選挙をスムーズに進ませるべきはずの選挙管理委員が、自分たちで混乱し、話が進まなくなっていた。途中から進行役を変えて選挙が行われるほど混乱していた。
 当初から選挙で問題が起ることは、誰もが予想できたことだった。準備を怠ったことが問題だ。これから選挙が続く可能性があるために、これからは準備をしっかりしてもらいたい。  (貴)