百周年=プロ棋士招き王将戦大会=安恵八段、石川七段が来伯=ブラジル将棋連盟

ニッケイ新聞 2008年4月9日付け

 ブラジル将棋連盟(奥田定会長)は、日本移民百周年記念事業の一環として、日本将棋連盟から安恵照剛(てるたか)八段、石川陽生(あきたか)七段の両棋士を招いて、五月四日午前九時半(受付は七時半から)からブラジル宮城県人会(Rua Fagundes 152)で「第三十六回王将戦大会」を開催する。
 同大会の参加費三十レアル。王将戦(五、六段)、四段戦、三段戦、二段戦、初段戦に分かれて行われる。
 また、前日の三日には、午前十一時から同県人会館で歓迎昼食会が開かれる。
 石川七段は二度目の来伯で、安恵八段は初来伯。両棋士は、五月一日に着伯し、二日に指導対局、三日に歓迎昼食会、三日は王将戦などに参加し、七日に離伯する。
 奥田会長、川合昭第一副会長、斉藤広専務理事が案内のために来社。「今年は百周年記念の年でもあり、少しでも多くの人に参加してほしい」と呼びかけた。
 問い合わせは同連盟(11・3209・7687)まで。