烏山久夫九段が優勝=全伯囲碁名人戦、2ヵ月かけて

ニッケイ新聞 2008年5月6日付け

 第十九回全伯囲碁名人戦(ニッケイ新聞社主催、日本棋院南米本部後援)の本戦(最終戦)が、四月十三日と二十七日、本部会館で行なわれ、烏山久夫九段(日本棋院)が優勝した。
 名人戦は、去る三月九日から二ヵ月間にわたり、延べ約五十人の打ち手によって繰り広げられた。最終戦に出場したのは十一人。二組に分け、ハンデなしのスクラッチ総互い戦で戦い、A組から烏山九段と?文原六段(中国棋院)、B組から平松六段と新宅五段が勝ち名乗り、この四人で準決勝戦、決勝戦が行なわれた。結果、予想通り烏山九段が勝った。二位は?文原六段だった。