大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年5月20日付け

 大好評だった創作芸団レキオスのサンパウロ市公演。二日目、十八日の文協公演でも、開場の一時間前に文協入口から五十メートル以上の行列ができる人気だった。千二百人収容の文協大講堂が二階席まで満員、立見の出るにぎわい。フィナーレでは観客が舞台に上がり、踊りの輪に加わる場面も。「沖縄パワー」が文協も制覇した!?
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 百周年協会が発行したリッファ。二等の賞品トヨタ・カローラを「〇七年モデル」と以前から発表していたが、稀少でなかなか手に入らず、探すのが大変だったという。「色々なところを周ってどうにかして手に入れた」と松尾執行委員長。その苦労を思ってか、上原理事長や松尾執行委員長は何度も運転席のシートに乗るなど〃別れがたい〃? 様子。ちなみに今回のカローラの値段は約六万レアルだそう。
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 掛川市を訪れたブラスビア社主催の訪日団一行。石井久順社長によると掛川駅に到着すると「SEJA・BEM・VINDO」と大きく書かれた垂れ幕で歓迎を受け、市が手配した車で役所に送ってもらったという。一部の団員は茶畑を見学、夜には市役所の関係者とともに歓迎夕食会が開かれたそうで、いい思い出ができたと大喜びだったそうだ。
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 百周年を記念して行われる希望の家のディナーショー。「はい、いらっしゃいませ」とはなかなか聞かないタイトル。「レストランに入ったら、『いらっしゃいませ』って言うでしょ。多くの人が来てもらえるようにとの意味で使いました」と関係者。