オザスコ=初めての「ジャパン祭り」=移民展示や相撲大会も=31、6月1日

ニッケイ新聞 2008年5月22日付け

 オザスコ日伯文化体育協会(荒木進会長)とオザスコ市役所は、五月三十一日、六月一日の両日午前十時から、同協会(Rua Acembo,100 ? Jd.Umurama)で初めての「ジャパン祭り」を開催する。
 会場内では、やきそば、うどん、天ぷらなど日本食を中心に用意され、餅搗きも行われる。この他、折り紙や書道などの日本文化紹介、バザー、舞台では中平マリコ、伊藤カレン、平田ジョーさんたちの歌謡祭が開催される。会場内では聖南西の相撲大会も計画されている。
 一番の目玉は、体育館内に設置される、聖南西地区にある九つの会の歴史紹介展示。地元の大学生により調査されたものだ。
 二日間で約三万人の来場者を見込んでいる。市役所、文協内など様々なところに駐車場を用意しているほか、市役所から文協まで、オザスコ駅から文協まで無料バスが運行される。
 平塚修実行委員長、荒木会長が案内のために来社。「これだけ大きな規模で行うのは初めてで、用意が大変だった。でも、みんなのおかげで準備は万端です」と胸を張り、来場を呼びかけた。
 入場料は、三レアル(六十五歳以上、十歳以下は無料)。詳細等は同文協(電話=11・3684・0904)まで。