「侍の精神」の移住=リ・プレト=二天がパフォーマンス

ニッケイ新聞 2008年5月30日付け

 二天武道研究所(岸川ジョージ主宰)は、五月十七日、リベイロン・プレト市のカフェ博物館で、移民百周年記念イベント「リベイロン・プレトに〃侍の精神〃が着いた」をおこなった。初期移民の労苦を想起、表敬し、パフォーマンスにより「古武道の伝承ぶり」を披露した。
 研究所の生徒およそ九十人が参加、市民も興味深そうに見学した。生徒のなかにはアルゼンチン、ペルー、国内ではブラジリアなどから遠路駆けつけた人もあり、鎧兜を身につけ、侍の気分を演出、岸川主宰らが二天一流の型のデモンストラソンを行なった。
 ブラジルに「侍の日」を設けたシルヴィオ・マルチンス議員、藤井マサル文協会長、阿部テルオ・ニッポブラジル会長、マルセロ・イロモSESCスポーツ担当らが会場に顔を見せ、〃良き日〃を祝った。