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ニッケイ新聞 2008年7月1日付け

 凧揚げ研究家の山里謙さんは、パウリスタ凧あげ大会の優勝常連者だけでなく、九九年には三千三百四十四枚の連凧をあげて、連凧の世界記録を更新。来月、サンタカタリーナ州フロリアノーポリス市の海岸で、世界最大となる千二百二十五平米の凧を揚げる計画をしているという。
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 百周年式典に大きな花を添えた海上自衛隊練習艦隊が二十二日、サントスを出港した。その日も各地で記念行事が行なわれていた事もあって、見送りはサントスの人たちが中心。サンパウロから訪れた人は少なかったようだ。ところで出港の際、見送りに訪れた日系団体関係者が司令官にブラジル訪問へのお礼を述べようと向かったが、時間がないとのことで総領事館関係者から挨拶を断られたという。お礼の言葉を伝えるだけならそれほど時間はかからないはず。もう少し柔軟に対応しても良かったのでは。
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 ブラジリア、サンパウロ、パラナの百周年式典が終わり、日本の各県から来伯した慶祝団が徐々に帰国の途に着いている。大勢の日本人が一時期に来伯することで、当初は治安面について心配する声もあったが、今のところそうした話は編集部には届いておらず、まずは一安心というところか。さらに滞在される方は、変わらず用心を。

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