大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年7月8日付け

 「響ファミリー」の人気はすごい。さきの慈善公演で入場できず、帰宅したファンが多かったということで、追加公演が急遽企画され、それが来る十三日。きのう主催者が発表したところによれば、協力券はすでに売り切れ、つまり「札止め」。「当日、券のない人は入場できないので、ご注意を」と。
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 国境なき芸能団のサンパウロ市公演で出会った鶴笑団長とイリスさん。男の子が空を飛ぶ絵には、悲しい思いが込められていた。鶴笑さんが選考したときは、「楽しく暮らせる世界があるよね。子供たちを楽しい世界へ運んであげたい」などのコメントを寄せていたが、実際は「銃撃戦で亡くなった兄が、動物たちと天国にいけるように」との意味が込められていたという。今まで無題の絵だったが、このたび、鶴笑団長の頼みに答えて「地球を平和な世界に、環境をよくしていこう」との題が付けられた。
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 構想から約一年半、と長い歳月をかけて完成した県連四十周年記念誌。全三百四十四ページのうち、四十四ページが写真グラフという豪華な一冊だ。中には式典当日、最前列に座った来賓諸氏が船をこぐ(ように見える?)写真も掲載されているが。