全伯相撲、19、20日=日本から高校選抜10人

ニッケイ新聞 2008年7月11日付け

 ブラジル相撲連盟(籠原功会長)は十九、二十の両日午前八時、サンパウロ市アグア・ブランカ・サンパウロ州立体育館(Rua Dona Germaine burchrd451)で、第四十七回全伯相撲大会を開催する。南米相撲大会も併催される。入場無料。
 案内に来社した大瀧多喜夫ブラジル相撲連盟理事、土屋守雄パウリスタ相撲連盟会長、桑原三郎サンパウロチーム会長、佐藤博孝グランデABCチーム会長代行によれば、今大会は、ブラジル日本移民百周年記念で、サンパウロ市で開かれることになった。
 前半に男子、後半に女子が試合をおこない、軽量、中量、重量、無差別の各優勝者は、十月中旬に、ヨーロッパのエストニアで開かれる、国際相撲大会への出場権が与えられる。
 日本から、高校生選抜チーム十人、役員四人が来伯。パラグアイやアルゼンチンの選手も含め、約五百人の男女選手が大会に挑む。
 ブラジル側チームは、グランデABC、サンパウロ、サント・アマーロ、聖北、スドエステ、ノーヴァ・セントラル、パラナ、リオ・グランデ・ド・スール、パラー、ノロエステが参加。
 大瀧理事は「今大会は、今まで見たこと無いくらい迫力ある試合になる」と述べた。