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商議所昼食会=工業所有権院のマシャード氏=ブラジルパテントの現状を紹介

ニッケイ新聞 2008年7月26日付け

 ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が十一日にソフィテルホテルで開催した七月定例懇親昼食会で、国立工業所有権院(INPI)の情報テクノロジー部門のリタ・ピニェイロ・マシャード担当役員がパテント(工業所有権)について講演した。
 テーマは「工業所有権の戦略的な利用 在ブラジル企業の強化と布教におけるINPIの役割」について。
 マシャード氏は最初に、ブラジルの科学技術の歴史について説明。「上流で投資すると下方に流れていき、科学の成長に貢献する」と言及した。
 ブラジルでは、論文の数は世界十五位と上位を占めているが、研究者は大学に在学していることが多い。そのため、近年では、国内のパテント所有権は大学が所有していることが多くなってきている。
 また、「外国において特許の出願率は高いが、国内では低い」と話し、「特許が新しい工程に使われていない」と現状を説明。その証拠にブラジルのパテントが世界全体で低いことを話した。
 最後にINPIでは、各地でパテント取得のための企業向けセミナーを開催していることを紹介。今後は科学と企業の橋渡しをして行くと強調して講演は終了した。

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