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コロニア最大の歌謡祭=17日、「日本人の心の歌」

ニッケイ新聞 2008年8月12日付け

 【既報関連】ブラジル日本移民百周年を記念した「日本人の心の歌・歌で綴る激動の移民百年」チャリティ・ショーが来る十七日午前十時から、ブラジル日本文化福祉協会記念大講堂で開催される。日本人の心の歌実行委員会、ニッケイ新聞の共催。
 同チャリティ・ショーには、若手からコロニアの大物歌手などが、豪華な衣装をまとい、それぞれが事前アンケートで選出された曲を歌い上げる。
 当日は阿部洋子さんの歌で幕開け。コロニアで絶大な人気を誇る「荒城の月」を詩吟と踊りに合わせて歌う。
 今年七月にマリンガ市で開かれた「全伯カラオケ大会」、六月二十一日にアニェンビー国際会議場で行なわれた「サンパウロ州選抜カラオケ大会」でグランプリを獲得した早藤アレシャンドレさんは「波浮の港」。
 今年初めて選曲された「蘇州夜曲」を宮本さゆりさん、「かえらんちゃよか」を小野幸子さん、「見上げてごらん夜の星を」を鈴木貴美男さん、「乱れ髪」を山口瑞枝さん、「我亦紅」を第二十七回ブラジル民謡コンクールで特別出演した石川諭さん、移民百周年を記念して「アクアレラ・ド・ブラジル」を阿部洋子さん、最後に歌手全員で「川の流れのように」を歌う。
 会場内の巨大スクリーンで、各歌曲が歌われた当時の情景写真などを映しだす。ほかに、日本舞踊で特別出演として花柳龍千多さんが「佐渡情話」を、丹下セツ子さんが「狼」で魅力溢れる演舞を披露する。
 来社した蛯原忠男、道みどり両役員、歌手の安斉アメリアさん、山口瑞枝さん、西谷エジナさん、当日司会を務める井川ルシアさんらは、「毎年大勢の方々に楽しみにしてもらっている一大イベントです。ぜひお出かけください」と呼びかけた。
 協力券はブラジル日本文化福祉協会、老人クラブ連合会、サンパウロ日伯援護協会、沖縄県人会、明石屋宝石店、ニッケイ新聞社で取り扱っている。
 問い合わせはニッケイ新聞社(電話11・3208・3977)まで。

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