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アチバイア花と苺祭り=百周年イベントで盛大に=来月5日から

ニッケイ新聞 2008年8月26日付け

 サンパウロ州アチバイア市、オルランジア協会(平中信行会長)主催の人気イベント、「花と苺祭り」が九月五、六、七、十二、十三、十四、十九、二十、二十一日の計九日間にわたり、同市のエドムンド・ザノニ市立公園(Av.Horacio Neto,1030)で開催される。今年で二十八回目。
 今年のテーマは「移民百周年」。五月半ばから現在まで続く同市百周年祭典委員会の記念事業の一つとして実施する。会場入り口に笠戸丸の模型を設置。広大なパビリオン内には、各種目を引く展示物のほかに、菊の花でつくった等身大サイズの人形が飾られる。
 平中会長と吉田ネルソン副会長によれば、今年の苺は上出来。「霜が降りない程度の寒さが続き、雨も振らず、甘くとても美味しい」と絶賛。花卉類も気候に恵まれ、「すばらしい根立ち」と自信を持って薦める。
 食べ物が充実。アチバイア婦人会、アチバイア文協婦人会、福祉県人会らがそれぞれブースを出し、ポルキロ、ヤキソバ、てんぷら、刺身、シュラスコなどたくさんのメニューを用意。餅販売もあり、今年は千二百キロも搗く予定だ。
 平中会長と吉田副会長は、「毎年延べ十二万人もの人が訪れるアチバイア市の祭典です。家族友人を誘ってぜひお越しください」と呼びかけた。
 期間中の開場時間は午前九時から午後六時まで。土・日の開催日の一般入場料は十六レアル。六十歳以上と学生証提示で八レアル。平日は七レアル。前売りは十レアル。
 前売り券の購入や問い合わせは、同祭り実行委員会(電話11・4412・9581/11・4412・5979)まで。同イベントのホームページは、www.festadasfloresdeatibaia.com.br

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