ヴィニェードで日本祭=折り紙でサンバ再現も

ニッケイ新聞 2008年9月9日付け

 ヴィニェード日本人会は、移民百周年を記念した日本祭を十三~十四日に、パルケ・ムニシパル(Parque Municipal Jayme Ferragut)で開催する。薗田アデマール会長は「みなさん、ぜひお出かけください」と来場を呼びかけている。
 サンパウロ州カンピーナス市近郊にある同市には、約百二十家族の日系人がおり、うち約二十家族が中心になって、七年前から運動会を行ってきた。二年前に団体を正式に発足させ、このたび百周年を記念し、初めて日本祭を行うことになった。
 十三日午前十時から開会式が行われ、市長、市議会議長、観光局長らも出席を予定する。両日とも凧博士の山里ケンさんによる制作指導や凧揚げ大会なども行われる。一日当たり百人までの子供に指導するという。
 そのほか、歌手・平田ジョーのショーを始め、カンピーナスやアチバイアの太鼓、折り紙でサンバの行進を再現する全長二十五メートルの展示や、刀、お城の模型、陶芸、盆栽、墨絵、書道、生け花などの日本文化紹介から工業製品展示、バザー、食の広場まで色々予定されている。
 詳細等の問い合わせは薗田さん(電話19・3876・6149)、小橋さん(19・3876・4928)まで。