大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年9月13日付け

 日本の外務省が実施する「第二回国際漫画賞」の審査結果が先月発表され、二日、東京で授賞式が行なわれた。外務省の発表によれば、今年は世界四十六カ国・地域から三百六十八作品(昨年比二・五倍)が応募。大賞は香港の作家が獲得、ほか国際漫画奨励賞三作が選ばれたが、残念ながらブラジルの作家は入賞しなかった。作家の出身国・地域別で一番多いのはインドネシア(五十人)、次が中国(三十九人、うち香港五人)で、ブラジルからの応募は二十二人。上位四作家は国際交流基金を通じて日本に招聘され、京都MANGAサミット出席や日本の漫画家との懇談などを行なうという。
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 先日、読者の女性から、「皇居歌会始の詠進歌の宛て先はどこでしょうか?」と問合わせの電話。宮内庁のホームページで調べてみると、住所は「〒100―8111 宮内庁」。さらに封筒に「詠進歌」と書き添えて送るとのこと。ちなみにお題は「生(せい)」で、締め切りは九月三十日(消印有効)。今年もブラジルから多くの詠進があるだろうか。