熊本県人会=百周年、50周年記念して=6日から州議会で作品展

ニッケイ新聞 2008年9月30日付け

 今年県人移住百周年と創立五十周年を迎えるブラジル熊本県文化交流協会(小山田祥雄会長)は、十月六日から十七日まで、サンパウロ州議会内Espaco Cultural 5o Centenario(Av.Pedro Alvares Cabral,201,Ibirapuera)で記念展示会を開催する。
 熊本県を紹介するポスター約三十点のほか、同県出身者、縁の人の紹介、油絵や木工細工の作品など、約七十点を展示する。なお、十七日夜には同議会で百周年・五十周年の記念式典が開かれる。
 池崎化粧品店、父が熊本出身の飯星ワルテル連議、サンパウロ新聞社などが紹介されるほか、作品展示では、塚田ゆきお(陶芸)、井出よしみち(油絵)、家入ヴァネッサ(切り絵)、中尾チト(建築)各氏のほか、同協会で講座を開いている坂本明美マリナさんと生徒の油絵、明石照久さんと生徒の木工細工などが出品される。
 開場時間は期間中の午前九時から午後七時(土日祝日は休み)で、入場無料。小山田会長と明石さんが案内のため本紙を訪れ、「ぜひたくさんの方に足を運んでほしい」と来場を呼びかけた。