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東西南北

ニッケイ新聞 2008年11月26日付け

 クリスマスの装飾が街角を賑わしているが、セルジッピ州アラカジュ市では二十四日、組立工事中の一二〇メートルのクリスマスツリーが崩壊するという事故で、四人が死亡した。河岸の砂地に一カ月かけて建設していたものだが、一〇二メートルでギネス登録となった昨年のツリー以上のものを作ろうとしたことで起きた事故と見られる。二一年手掛けて一度も事故は無かったというが、土台が砂地では…。
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 サンパウロ州イトゥー市で二十二日、スーパーで買物後の夫婦が生後五カ月の赤ちゃんを乳母車ごと忘れて帰るという事件。閉店前に赤ちゃんに気付いた店員が店内を探したが、親が見つからず児童相談所に連絡。一方、両親は警察に届を出しに行き、児童相談所からの情報と照合後に子供を引取ったが、両親が揃った状態で子供の置忘れという状況に不信感を隠せない児童相談員。警察には何と届けを出しに行ったのか?
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 二十四日フォーリャ紙が報じ、二十五日のテレビでも繰返されたのは、全伯では無医師の市が四五五もあるとの世界保健機構の報告。内訳は北東伯一一七市、南伯一一六市、南東伯一一一市、北伯八八市、中西伯二三市となっているが、専門医確保が困難など、医療の現場も問題山積み。知識も経験も無い医師に命を預ける勇気も無いが。
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 二十四日午後、サンパウロ市マルジナル・ピニェイロスを走行中、強い雨で出来た水溜りを避けようとして側溝に転落した二人乗りのバン。その様子を見たタクシー運転手と乗客二人が、ズボンやベルトをつないで一人を救出。下水管に吸い込まれた運転手は、ピニェイロス川に流れついてから救出された。「生まれ変わった」とは運転手の言葉。

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