6家族の支部で百人の忘年会=レジストロのラポーザで=周辺から集って盛り上げる

ニッケイ新聞 2009年1月9日付け

 レジストロ第五部ラポーザの会館で去る十二月二十九日、恒例の忘年会が催された。現在ではわずか六家族となった同支部だが、当日は周辺地域から百人以上が集い、賑やかに年末のひと時を楽しんだという。同地在住の清水敏夫さんからの通信をもとに紹介する。
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 最盛期には七十家族以上の部員がいたラポーザ。現在の六家族のうち、入植時からの家族は二家族だけで、清水さんもその家族の一人。
 レジストロ日伯文化協会の支部にもなっている同会館では、少ない部員ながらも、若い役員が中心となって昔からの伝統の行事を続けている。
 新年会、母の日、父の日、子供の日に加え、忘年会もその一つだ。
 忘年会ではこれまでにも外部から訪れていたが、今年は「もっと賑やかにやろう」とのことで広く声をかけた。すると、レジストロ市をはじめ、イグアッペ、ジュキア、カナネイアなど周辺地域から百人以上が集ったという。
 集まりは例年以上の盛り上がり。午後一時から持ち寄りのご馳走を食べながら懇談した。続く余興はカラオケから始まり、リッファも実施。カラオケの合間には無料のビンゴも行い、その日ついた餅やその他の賞品が当り、参加者は喜んでいた。
 午後五時に解散。清水さんは「特に遠くから来られた皆さんには、またいつでも来て貰う様あいさつして別れた」とその時の様子を伝えた。