「O NIKKEI NO BRASIL」=増補版刊行で記念晩餐会=収益は慈善団体に寄付

ニッケイ新聞 2009年2月5日付け

 二〇〇八年一月に刊行、二世から見た日系社会の歴史や活躍をまとめた「O NIKKEI NO BRASIL(ブラジルの日系)」の増補第二版が完成するにあたり、四月二日午後七時から、「Circulo Militar」(イビラプエラ区アビーリォ・ソアレス街1589番地)のサロンで刊行記念晩餐会が行われる。
 同書は、原田清氏がコーディネーターを務め、十一人の執筆者(林アンドレ、中川デシオ、中川郷子、山中イジドロ、渡部和夫、上田雅三、二宮正人、吉岡黎明、西田ロッケ、大原毅)が各分野を担当した。
 二版は第一版の内容に、日系団体の将来、移民百周年写真、祭典に関する批判、評価を加える章をさらに設けたもので、七百五十六ページからなる。
 入場料は二百レアル。カクテル、飲物、食事、本一冊、ショー、その他豪華賞品の抽選券込み。
 収益金は、憩の園、希望の家、こどものその、及びやすらぎホームに寄付される。
 入場券の購入は各担当者(11・5574・1040=ヴェーラ、3208・1755=ユミ、レジーナ、3209・3875/3277・3279=リジア)まで。