東京で日伯環境セミナー=気候変動対策テーマに

ニッケイ新聞 2009年2月7日付け

 日伯環境セミナー「気候変動対策における日本・ブラジルの役割と協力の可能性」が三月十三日、東京・市ケ谷の国際協力機構(JICA)研究所で開催される。
 同セミナーは、持続可能な気候変動対策における日本・ブラジル両国の役割と協力の可能性について、両国の有識者の間で議論を行なうもの。外務省とJICA、米州開発銀行アジア事務所が共催し、朝日新聞社が後援。
 持続可能なバイオ燃料生産や森林管理、食糧問題などを取り上げるとともに、気候変動対策の推進にあたり日伯両国に求められる行動について話し合われる。
 外務省は広報で、「新興国かつアマゾン保有国として、気候変動問題に対する国際的取組みの鍵を握る」とブラジルを位置付け、バイオエタノール生産・利用の歴史、食糧増産余力など、その潜在力の大きさを挙げている。