小路流民謡尺八道ブラジル支部=発表会と紅白民謡うた合戦=22日

ニッケイ新聞 2009年2月18日付け

 小路流民謡尺八道ブラジル支部(篠原俊巳支部長)は、二十二日午前九時から午後四時頃まで、リベルダーデの宮城県人会館サロン(Rua Fagundes,152)で『第四回小路流民謡尺八道ブラジル支部演奏発表会と第三回新春紅白民謡うた合戦』を開催する。入場無料。
 下はレジストロ大和会の子供たちから、上は九十三歳のベテランまで、二十六組約五十人が民謡を披露する。
 海藤三味線教室と上田舞踊団、江差追分ブラジル支部の協力で、すべて伴奏は尺八、三味線の生演奏だ。
 篠原支部長、松田茂道副支部長、海藤司・海藤三味線教室代表が案内のために来社。「ブラジル唯一の民謡の紅白をぜひ見にきて下さい。習いたいという人は気軽に声をかけて」と呼びかけていた。
 また同支部は、来年の第五回発表会を記念して、小路流民謡尺八道の松本晁章三代目家元を日本から招く予定。「一人でも多くの尺八奏者を育成したい」と張り切っている。