パウリスタ相撲選手権=全伯めざし72人が熱戦=3月1日

ニッケイ新聞 2009年2月19日付け

 パウリスタ相撲連盟(土屋守雄会長)は、聖北相撲連盟の協力により、三月一日午前八時半からサルト市スポーツセンター内常設土俵場(Centro Esportivo Joao Luiz Guarda, Estancia Turistica de Salto)で第三十一回パウリスタ相撲選手権大会を開催する。
 各支部から勝ち上がった選手達が、サンパウロ州の優勝目指して熱戦を繰り広げる。優秀選手は、ブラジル選手権大会に出場する。
 参加チームは、聖北、聖南西、セントラル、ABC、サンパウロ、サントアマーロ、パウリスタ。幼年、少年、準青年の大会で、男女七十二名が出場し、三人抜き、団体戦、個人戦の順で進行する。
 ブラジル相撲連盟の篭原功会長は、「準青年のレベルアップと幼少年の国際大会に出場する選手を選考するための大会です」と同大会の目的を話す。
 パウリスタ相撲連盟の大西悦雄書記は、「選手たちの腕試しになる」と試合の白熱振りに期待を表わした。
 大滝多喜夫・聖南西文化体育連盟相撲部長と来社した一行は、「風光明媚なサルトで開催するので、みなさん観に来てください」と来場を呼びかけていた。
 入場無料。問い合わせは電話=11・9191・9415(パウリスタ相撲連盟・大西)まで。