HPV予防接種キャンペーン=サンタクルース病院で実施

ニッケイ新聞 2009年3月21日付け

 サンタクルース病院は、HPV(ヒトパピローマウイルス、またはヒト乳頭腫ウイルス)感染者が近年世界的に増加しているため、今月末から予防接種キャンペーンを始める。
 HPVは子宮頸ガンや性病の尖圭コンジローマなどを引き起こすウイルスで、症状に出るまでの期間がまちまち。同病院によれば女性に感染者が多く、九から二十六歳の女性に対して特に予防を呼びかけている。
 この予防接種は三回受けなければならず、金額は約四百レアルと高めだが、同病院は薬品会社と提携して割安でキャンペーンを行う予定。三十、三十一日に同病院講堂(Rua Santa Cruz,398,Vila Mariana)でHPVに関する説明会を行う。
 参加希望者は予約(電話=11・5080・2009)が必要。