ラジオ体操=連盟役員が訪問指導=レジストロで熱心に

ニッケイ新聞 2009年5月12日付け

 【レジストロ】ブラジルラジオ体操連盟の青木正雄ルイス会長、テレザ夫人、小野祥子副会長兼技術部長、尾池江津子副技術部長の四人が、去る四月七日、訪問指導のためレジストロを訪れた。
 今年二月に就任した青木会長。翌八日の朝六時、文協広場でレジストロ文協の体操部員約四十人に自己紹介するとともに、「ラジオ体操は健康な体を作る目的で行われるのは勿論ですが、同時にお互い大勢の友人をつくり、交流し快適な毎日を過ごすことでもあります。ラジオ体操連盟には四十五団体、約三千人が加盟しております。私は全ての団体の皆さんを知りたいと決心し、技術部の先生方に同伴をお願いして各地を廻っております。レジストロは二十三団体目ですから未だ半分残っています。皆さんラジオ体操を通じて元気な毎日を送りましょう」とあいさつした。
 テレザ夫人、小野副会長、尾池副技術部長が紹介された後、モーニング・ストレッチ、皆の体操、ラジオ体操第一、第二、農民体操が行われ、先生方から細かい指導が行われた。
 青木会長夫妻はサンパウロに所用があり午後三時のバスで帰聖。夜は、小野さん、尾池さんによるフォーク・ダンスの「特訓」があった。曲目は「アイルランドの子守唄」、ワルツの美しい曲である。
 このダンスは今年の六月二十一日サンパウロで行われるラジオ体操全国大会で披露される。夜十時、先生方の熱心な指導と、汗だくで練習した甲斐あって、全員マスターした様だった。
 小野さんと尾池さんは、翌九日朝、文協広場とKKKK広場二カ所で行われたラジオ体操に参加、指導し、午前九時のバスでサンパウロへ向かった。(金子国栄さん通信)