外国籍児童の支援強化=伊那市=ポ語相談員を増員へ

ニッケイ新聞 2009年5月15日付け

 【信濃毎日新聞】長野県伊那市教育委員会は、日本語をうまく話せない外国籍児童・生徒の支援を充実させる。ブラジル国籍の児童・生徒が多く日本語教室がある三校で、ポルトガル語の通訳などに当たる「外国語児童生徒支援相談員」を増員したりする。市は十三日の市議会臨時会に関連の補正予算案を提出、可決された。
 日本語教室は伊那東小と伊那北小、東部中にある。二人いる相談員のうち、一人が伊那東小と東部中を兼務して週五日、もう一人は伊那北小で週一日勤務している。六月からは一人増の三人とし、伊那東小と東部中にそれぞれ専任一人が週五日勤務、伊那北小での勤務は週二日に増やす。