ランショ・ダ・トライーラ=和風ピラルクー料理はいかが?=新たなメニューが続々

ニッケイ新聞 2009年6月5日付け

 大きな鍋でサクサクに揚がった川魚フライで人気の『ランショ・ダ・トライーラ』(Rua Machado de Assis 556 Vila Mariana)が新しいメニュー作りに取り組んでいる。
 「コラーゲンたっぷり。美容にも最高」―。同店のオーナー坂口功治さんの一押しは、ブリ大根ならぬ「ピラルクー大根」。ゼラチン質が多く美容にも効果があるとか。添えられた刻みショウガも嬉しい一品となっている。
 世界最大の淡水魚であるピラルクーの刺身は同店の人気メニューだが、頭や尾の部分を使いスープ作りにも挑戦した。さっぱりとしながらもコクのあるスープは、寒い夜に最適だ。
 定番のナマズの一種ピンタードの炭焼きや、パクーのコステリーニャは脂が乗っておりビールのおつまみとして人気が高く、おにぎりとの組み合わせも捨てがたい。こだわりの自家製ピメンタと一緒に試したいところ。
 現在、ペルー風マリネ「セビーチェ」を研究中の坂口さんは、〇五年のオープン以来、常に新しい味を模索してきた。
 「何か変わったものを食べたいと思っている方にうってつけでは。まだメニューにないものもあるため、お試しになりたい方は是非ご予約ください」と話している。
 予約などの問い合わせは、同店(11・5571・3051、サイト=www.ranchodatraira.com.br)まで。