4百人で日本芸能の祭典=コロニア芸能祭27、28日=文協

ニッケイ新聞 2009年6月18日付け

 百一周年の移民の日を祝い、二十七、二十八両日、「第四十四回コロニア芸能祭」が文協大講堂(サンジョアキン街381)で開催される。文協芸能委員会主催。二十七日は午前九時、二十八日は午前十時から午後四時すぎまで。入場無料。
 今年の参加者は総勢四百人。二日間、合計百二十プログラムは、日本舞踊、民謡、三味線、太鼓、カラオケなど盛りだくさんの内容だ。選考会に合格してきた団体・個人や、芸能教室の生徒らがプロ顔負けの舞台を披露する。
 二十七日はコロニア歌手の伊藤カレンさんが大トリを飾る。三十分ほどの特別ショーが予定されている。
 頃末アンドレ委員長をはじめ委員四人が案内のために来社。移民百一年の今年は、「また新たな百年の歴史を刻む初々しい年。次の世代も育てていくことに使命感を感じている」と話し、「コロニアでは一番歴史のある芸能祭。じいちゃん、ばあちゃん、子供も非日系の人もぜひ来て」と広く来場を呼びかけた。
 なお、二日とも違うプログラムとなる。問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。