春の叙勲=鹿田明義さんの受章祝う=リオ総領事公邸で伝達式

ニッケイ新聞 2009年6月23日付け

 平成二十一年春の叙勲で旭日小綬章を受章した鹿田明義さん(72、長野)に対する勲記、勲章伝達式が十七日午後三時、リオ総領事公邸で行なわれ、家族、知人ら約六十人が祝福に訪れた。
 鹿田さんは、リオ日系協会会長や、リオ州日伯文化体育連盟理事長として、長年日系社会の連携強化に貢献。また、昨年はリオ州ブラジル日本人移住百周年・日伯交流年実行委員会委員長を務め、記念行事成功に尽力した。
 伝達式には、福川正浩総領事夫妻のほか、リオ州日伯文化協会のモアシル・バストス会長、リオ日系協会の松浦ミノル会長等六十人以上が参列し、受章を祝福した。
 鹿田さんは「この受章は、コロニアの皆さんと一緒に受章したもの。これからも日系社会のために尽くしたい」と謝辞を述べた。中曽根弘文外務大臣、島内憲駐伯日本国大使ほか、多くの祝辞が寄せられ、伝達式の席で披露された。