山口県人会の義捐金=日本祭の利益も母県へ

ニッケイ新聞 2009年8月20日付け

 【既報関連】先月の中国・北九州集中豪雨で被害を受けた母県への義捐金を呼びかけている山口県人会に、着々とコロニアからの善意が届いている。
 同県人会では災害発生後、一日に緊急役員会を開催して義捐金の呼びかけを決定。先月のフェスティバル・ド・ジャポンで販売した郷土食の利益を第一回目として送ることを決めた。
 平中信行会長は、「青年部や婦人部など、協力してくれた人たちが賛同してくれた。尊いお金です」と話す。会長によれば、その後も県人会には二十人近くから義捐金が寄せられているという。
 同会では今月三十日まで義捐金を呼びかけている。詳細は電話(11・3208・6074、担当小林)まで。