大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年9月1日付け

 県連寄贈の紫水晶が飾られている「市立海外移住と文化の交流センター」(神戸市、旧神戸移住センター)。台座が低かったことから、兵庫県人会の尾西貞夫会長が中心となり、新しい台座が送られた。ただ、水晶が重過ぎ、新しい台座に移動するため業者に委託、十万円掛かったとか。コロニアの思いがたっぷりつまっているだけ、余計に重かった!?
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 四十五回目の来伯中の田所清克・京都外国語大学教授(61)は、自他共に認める〃ブラキチ〃。教員になって以来、毎年参加者を募り、学生や社会人二十五人~三十人で来伯しているそうだが、今年は甥とその知人と三人だけの来伯となった。「不況や豚インフルエンザとかですかねえ。学生も社会人も応募ゼロ。三十二年の教員生活で初めてですよ」とか。
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 ブラジル観光公社は、旅行業界へ向けて「ブラジル・ネットワーク」(http://www.brasilnetwork.tur.br)を新たに開設した。写真六千枚に加え、ビデオが含まれるなど内容が充実。多言語での宣伝にも力を入れ、Twitter(英語・日本語のコミュニティサイト)でも情報を発信。日本からの観光客の増加に期待がかかる。