津軽三味線、手妻、殺陣=文協で「日本の宴」公演=9日

ニッケイ新聞 2009年9月3日付け

 日本の文化庁国際芸術交流支援事業の古典芸能の祭典「日本の宴」が九日午後二時から、リベルダーデの文協ビル大講堂(サンジョアキン街381)で開催される。
 日本の古典芸能の伝承とその普及に努めているNPO法人和文化交流普及協会(小川夏葉主宰)の主催、ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ新聞社、ニッケイ新聞社の共催。同NPOの来伯公演は二〇〇五年、昨年に続き三回目となる。
 第一部は、「日本の芝居あれこれ」と題したワークショップ。第二部は、〇五年津軽三味線全国大会B級準チャンピオンの葛西頼之さんと小山内薫さんが津軽三味線を演奏する。
 第三部は藤山晃太郎さんによる古典奇術の手妻「江戸からくり」。マジックの世界大会で評価を得ているという「金輪舞」などを披露する。第四部は女殺陣。
 入場料十レアル。前売り券は主催団体等で販売中。問合わせはニッケイ新聞(11・3208・3977/マリア)。