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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年9月10日付け

 「うちの井戸水は美味しいよ」と話すスザノの根塚弘イペランジャホーム長。地下百メートルから井戸水を引揚げ、入居者の飲料水、食事など全てに使用している。年に一回の精密検査ももちろんクリア。今のところ、この〃名水〃は入居者だけの特権だが、味わってみたいもの。先月末に同ホーム主催のイッペー祭りでは手作り饅頭が好評だったが、井戸水で淹れる緑茶とセットで販売してみては!?
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 静岡県浜松市のブラジル料理店「セルヴィツー」が五百円玉一枚で古里の味が味わえる「ワンコインランチ」を始めた。読売新聞が報じた。お袋の味フェイジョンや肉がたっぷり楽しめるメニュー。景気悪化で収入が激減したブラジル人に大盛況だ。同胞が食費にさえ困る状況に心を痛めたオーナー増子利栄さん(58、二世)は、「仲間のためなら赤字覚悟。おなか一杯になって仕事探しを頑張ってもらいたい」とエールを送る。
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 今月から、ベレン、マナウス、リオ、サンパウロで講演を行なう作家山根一眞氏。環境問題に関する著書が多く、地球温暖化に警鐘を鳴らす講演も行なっている。「アマゾン入門」(文春文庫)もあるが、コロニアとしては、雑誌「野生時代」(角川書店、既廃刊)に連載した「セルバ・ヴェルデ」を忘れてはいけない。上塚司がヴィラ・アマゾニアに建設したアマゾニア研究所、高拓生が尽力したジュートの歴史をまとめた力作だ。来年の同研究所創立八十周年を機に、単行本化して欲しいもの。

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