聖西芸能連=タボンで恒例の移民祭=地域の芸達者が総出演

ニッケイ新聞 2009年9月11日付け

 聖西芸能連合会(中川浩己会長)が主催する第二十九回移民祭が二十日午前九時から、タボン・ダ・セーラ市の市立セムール劇場(CEMUR、Praca Nicola Vivilecchio s/n, centro)で行われる。入場無料。案内のため中川会長、木村優副会長、牧山栄治会計、橋谷文夫相談役が来社した。
 同祭は同市の公式行事。タボン・ダ・セーラやピニェイロスなど十地区から地域の芸達者が約四百人集まる。花柳龍千多さんから指導を受ける生徒たちも出演する。
 当日は日本舞踊、カラオケ、盆踊り、ダンス、太鼓など、各地域が十種類のプログラムで計百演目が披露される。また、各支部の最高齢者一人に、感謝状と記念品を贈呈。祭りの最後には、参加者全員で炭坑節を踊る。タボン文協の青年部による手作り弁当も準備される。
 連合会に加入している地域はピニェイロス、ブタンタン、ビラ・ソニア、ビラ・ソニア盆踊りの会、タボン、ピラジュサーラ、リオ・ペケーノ、エンブー、イタペセリカ・ダ・セーラなど。
 中川会長は「初めての女性の会長ですが、頑張ります。一日楽しめますので、いらしてください」と呼びかけている。