日伯友好病院=無料皮膚ガン検診キャンペーン=26日、肌の手入れ指導も

ニッケイ新聞 2009年9月17日付け

 サンパウロ日伯援護協会の日伯友好病院は二十六日午前九時から午後四時まで、無料の「第六回皮膚ガン予防と早期発見キャンペーン」を行う。予約不要。
 以下の項目に当てはまる人に検診を勧めている。色白で日焼けしにくい、シミやホクロがたくさん、髪と目の色が薄い、家族に皮膚ガンになった人がいる、太陽光線で火傷になった、そばかすがある、傷が治らない、ホクロが大きくなっている、など。
 検査前には、皮膚の手入れ方法など約十五分の指導講演会を行う。
 前回は二百四十人が受診し、うち三人が要精密検査だったという。
 横溝レイコ皮膚科医は「オゾン層破壊により紫外線が強くなり、皮膚ガン患者も増えている。五十歳以上の方が多く、転移する可能性があるので早めの検診を」と呼びかけている。
 会場は、同病院至近の同コミュニティー(パルケ・ノーボムンド区ジョン・ペレイラ・ダ・シルバ街85)。問合せは病院福祉部(11・2633・2200)。