AEカルバーリョ文協=伝統の演芸会、盛大に=「子や孫と一緒に」

ニッケイ新聞 2009年9月17日付け

 ア・エ・カルバーリョ日伯文化体育協会(古賀光男会長)は二十七日午前十時から午後四時まで、同会館(Rua Rene Descartes, 155 – Jardim Brasil)で「第四十一回家族慰安敬老演芸会」を開催する。
 同会創立数年後に始まった伝統のある演芸会。約四十組がカラオケや創作劇、YOSAKOIソーラン、日本舞踊など、年に一度この日のために練習してきた成果を披露する。
 案内のために来社した古賀会長と豊田義勝パウロ副会長は「どの出場者も一生懸命。みどころ満載」と自信を覗かせる。
 現在、同文協会員は百家族だが、「(高齢者で)一人で外に出られない方も多いよう」と古賀会長。「当日は、子供や孫に頼んで一緒に繰出してみては」と家族での参加を呼びかけた。
 また豊田副会長は、「最近デカセギ帰りの人をフェイラなんかで見かけるけど、文協には集まらない」と説明し、「この機会に文協を知って欲しい」と話している。当日会場では弁当が販売される。