ADESC=第16回親睦大会23日に=記念誌『絆』の出版も

ニッケイ新聞 2009年9月22日付け

 ブラジル農協婦人部連合会(ADESC、内海千代美会長)は、「第十六回親睦大会」を二十三日午前九時からブラジル宮城県人会館(ファグンデス街152)で開催する。入場無料。
 午前十時からは、移民百周年を記念して作られたADESC法人登録十周年記念誌『絆―KIZUNA』の出版記念式が開かれる。十四人の編集委員会で二〇〇七年に製作開始、完成に約二年の歳月が費やされた。
 同誌はカラーページを含む全三百六十六ページ。第十章から成り、ADESCの歴史や活動の様子、座談会のコメントなどがまとめられた。日語で編集されたが、一部ポ語にも翻訳された。
 記念誌編集委員会の池田桂子委員長は、「ADESCの歴史を一冊の本にまとめ、多くの人、そして会員たち自身にも知ってもらいたかった」と述べる。
 同誌の表紙デザインを手掛けた画家・金子謙一さんら三人を講師に招いた講演会も行われる。
 内海会長、上芝原初美副会長、西村千世子親睦大会委員長、池田編集委員長は、「各地方から会員らが集合する日、交流を深める良い機会にしたい。今回は記念誌の出版記念式もあり特別です」と話した。同誌は一冊五十レアルで販売。問い合わせは、事務局(電話=11・3835・6775)まで。
 なお当日は、家の光協会主催「第十六回世界こども図画コンテスト」の授賞式やレクリエーションが行われる。