リオ=日本語遊悠会に3百人=劇、ゲームなど楽しむ

ニッケイ新聞 2009年10月6日付け

 リオデジャネイロ日本語教師会・在リオ日本国総領事館文化広報センター共催による「第12回日本語遊悠会」が先月19日、市内コズメベーリョのリオ日本語モデル校体育館で約300人の参加者を得て行われた。
 この催しはリオ連邦大学、同州立大学、日伯文化協会、公文日本語教室・リオ日本語モデル校など日本語教育機関が毎年持ち回りで開催しているもの。今年はリオ連邦大学が担当した。
 「日本語学習者に日本語で話す機会とその喜びを与えたい」「異なった教育機関の学習者が相互に刺激し合い、横のつながりが持てる交流の場を与えたい」をコンセプトに、市内および近隣で日本語を学ぶ学生・生徒たちが一堂に会し、日本語を使って劇・各種ゲーム・カラオケ・フォークダンス・書き方・イラストコンクールなどを通し日本語・日本文化を学んだ。
 「白雪姫」をベースにした日本語劇「白雪いじめ」など、約1年前から企画を進めてきた。開催前日には多数の学生、関係者たちが飾り付け、その他会場準備を行った。
 当日は荒川吉彦総領事、井上惣太郎リオ商工会議所会頭、鹿田明義連盟理事長、大越邦生リオ日本人学校校長など多数の来賓が出席。リオ日系太鼓グループの友情出演もあり、参加者から大きな拍手が送られていた。