サントス上陸記念碑=移転祝賀式典開く=18日、エ・スブマリーノ公園で

ニッケイ新聞 2009年10月8日付け

 「日本移民ブラジル上陸記念碑移転祝賀式典」が、18日午前10時からサントス市のエミサリオ・スブマリーノ公園で開催される。
 同記念碑はブラジル日本移民90周年記念事業として98年、同市ポンタ・ダ・プライアに建立された。
 しかし、「付近に駐車スペースが少ない」「自転車や通行人が多いため写真撮影が難しい」との声を受け、このたびジョゼ・メニーノ海岸にあるエミサリオ・スブマリーノ公園に移転されることとなった。
 実行委員会の坂本アウグスト(栃木)、吉村幸之(佐賀)、前田ネルソン(三重)各県人会会長らが、中井貞夫サントス市議の協力を得て、移転を記念したイナウグラソンの準備を進めてきた。
 当日はサントス日本人会が売店を出すほか、鳥取県人会の笠踊り、沖縄県人会の太鼓などが披露される。
 案内のため来社した坂本会長は、「同公園は大竹冨江さんのモニュメントもあり、気持ち良いところ。ぜひ皆さん訪れてください」と参加を呼びかけた。
 当日、三重県橋のニッケイ新聞社前(R Gloria 332)から午前9時にバスが出発する。利用者は、9日までに県連(電話=11・3277・8569)まで。費用は一人25レアル。