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ニッケイ新聞 2009年10月14日付け

 7月末、USP構内の交通事故で両手、両足骨折し、療養中だった上原幸啓文協会長(81)。今月9日にあった百周年の感謝状贈呈式に姿をみせた。コロニア行事としては、事故後初めて。本当は杖をつかなくてはいけないようだが、しっかりと壇上を歩いて挨拶、百周年最後の行事を締めくくった。体には気をつけて、しっかりリハビリに励んでもらいたい。「お疲れ様でした」
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 「無料で法律の相談に乗ります」と呼びかけているのは、広島県人会の本永アレサンドレ理事。ジェットゥーリオ・ヴァルガス大学の教授である本永理事は、同大学で授業を行うほか、自身の弁護士事務所を運営、税金関係が専門。23日午後2時から4時まで同県人会館(R. Tamandare, 800)で相談を受け付ける。詳しくは同県人会(11・3207・5476)まで。ポ語のみ。
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 北米のシカゴ新報によれば、シカゴ双葉会日本語学校補習校の第34回運動会が9月19日に開催され、幼稚部から高等部までの生徒が参加して盛り上がったよう。競技名は、「ミサイルよりもはやく」「走れメロス」「台風の目」「ムカデ・カウボーイ」「引いてもだめなら入れてみな」と趣向豊かなネーミング。運動会は世界の日系社会にとって欠かせないだけに、子供らが関心を持つような工夫を凝らしているよう。